202008 事務局だより(モリアオガエル)

事務局です。長かった梅雨が明けた途端猛烈な暑さとなり、コロナ対策のマスクもしなくてはならず、今年は例年以上に暑さが身にしみます。会員の方からカエルの写真をいただきましたので掲載いたします。

モリアオガエル幼体 (説明、撮影 中野 紘一)

モリアオガエルは池の周りの木の枝や草などに産卵するカエルとして知られています。九州には住んでいなくて、山口県秋吉台まで行かなければ観察できません。

両生・爬虫類研究部会では毎年5月に産卵活動調査を行ってきましたが、2020年は新コロナ問題で観察会は実施できませんでした。最近になって規制が解除になったので、7月27日有志3人で産卵場所を見てきました。当日雨が降っていたこともあり、変態途中の幼体、尾がなくなった幼体多数を池の周りの木の葉の上で観察しました。池の中には成長段階が異なる幼生が多数いました。